Bonjure or avahi (mDNS)
DNSサーバがいない環境でホスト名によるネットワークアクセスをしようする場合、mDNS(multicast DNS)が便利。
単純なIPアドレス検索だけでなく、提供サービスもわかる。
AppleのmacosxでいうところのBonjure、Linuxではavahiというパッケージ名で実装されている。
Windows系でもiTunesをinstallすると勝手に追加されるようだ。
利用方法は、簡単。mDNSが有効なサーバに対して、「ホスト名.local」という名前でアクセスする。
例えば、ホスト名「macmini」にWEBアクセスするのなら、以下のようなURLをWEBブラウザに入力する。
http://macmini.local/
これだけではつまらないので、mDNSの検知ツールをsetup。
mdns scanのsetup
新しめのdebianなら、パッケージで一発install。% sudo sudo apt-get install mdns-scan
早速、自分の周りにあるmdns対応装置を検索してみる。
% mdns-scan + raspberrypi [00:22:ff:ff:99:99]._workstation._tcp.local + raspberrypi._udisks-ssh._tcp.local + Mac mini._ssh._tcp.local + Mac mini._sftp-ssh._tcp.local + Mac mini._rfb._tcp.local + Mac mini._airvideoserver._tcp.local + Mac mini._atc._tcp.local + Brother HL-2270DW series._http._tcp.local + Brother HL-2270DW series._pdl-datastream._tcp.local + Brother HL-2270DW series._printer._tcp.local + Brother HL-2270DW series._ipp._tcp.local
こんな感じ。
RPi がsshdを、mac mini がsshとairvideo serverを、ブラザーのプリンターがhttpとippをサービスしているのがわかった。