TigerでHotSync with Palm

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MacOSXの最新バージョン、10.4.1(Tiger)をメインマシン
のG5にinstallした。
もちろん、DVDからは10.4.0をinstallして、Appleの最新パッチで10.4.1にupdate。

ほぼ問題ないと思われたものの、PalmOS機とiSyncの連携がうまくいかない。
Tigerのinstallをclean install(HDDを初期化)せず、archive install(OS install時に適当にバック>
アップをとって、移行してくれる)を選んだことが、原因か。
なんとか復旧できたので、記録しておく。


(1)HotSync Managerが起動しない
もともとOS起動時にHotSync Managerを自動起動させるときにエラーがでる。
どうやら、「HotSyncLib.ppc」という共有ライブラリが見つからないらしい。
archive install時に作成されたバックアップディレクトリで発見。
「./Previous System/ライブラリ/CFMSupport/HotSync Libraries」にあったファイルを「/ライブラ>
リ/CFMSupport/HotSync Libraries」にコピー。無事、HotSync Managerが起動できた。


(2)SyncがPalmDesktopと連携しない
iSyncは、Tigerからバージョン2.0になった。
以前(iSync 1.2)は、PalmOSとSyncするために、別途iSync Palm Conduit 1.2が必要だったが、2.0か>らはPalm Conduitを含んでいるとのこと。(Apple英語サイトで確認)
ほうほうとiSyncを起動するが、iSyncがPalmDesktopに含まれるHotSync Managerがおかしいという。
「正しくinstallされてないか、一回も起動したことないでしょ。PalmDesktopの4.0以上をinstallす>れば」というメッセージ。
なにを!PalmDesktop 4.0の英語版がinstall済みだし、ちゃんと起動できるよ..

(3) 最新版のPalmDesktopをinstall
まあいいかと、いい機会だから最新版のPalmDesktopをinstallする。
Palmジ Desktop software for Macで確認するとバージョンは4.2.1。期待できそうだ。

(4) iSyncのコンジットをPalmDesktopでチェック
新しいDesktopでも状況変わらず。iSyncが文句ぶーぶー。
試しにPalmDesktopのコンジットの設定をみると、古いiSync用コンジットが生きているようだ。
conduit.png
「Enable iSync for this Palm device」として、試しにPalmOS機とHotSync。
iSyncと同期でタイムアウト。いかん。

(5) 古いiSyncコンジットを捨てる
たぶん、古いコンジットのせいだろうと、古いiSyncコンジットを削除する。
「/ライブラリ/Application Support/Palm HotSync/Conduits/Apple」を削除。
しかし、iSyncは相変わらず文句垂れ流し。
(6) iSyncを無視してHotSync
とりあえず、バックアップは必須なので、iSyncを諦めてPalmDesktopローカルでHotSync。
これは、成功。

(7)iSyncに再チャレンジ。
一度PalmDesktopローカルのHotSyncに成功したので、iSyncの同期に再びチャレンジ。
無事、iSync用コンジットのinstallに成功した。うまくいった。

(8)PalmOS機から、HotSync(with iSync)
iSyncのコンジットを設定して、PalmOS機とHotSync。成功。ヽ(´ー`)ノ
が、iCalで確認すると、PalmOS機で入力したスケジュールがない。Σ(・Д・ノ)ノ アウッ
よくよく確認すると、以前、PalmOS機で入力したスケジュールはカテゴリ「未確定」だったものが、>カテゴリ「ホーム」になるように初期設定が変わっていた。
iCalのカテゴリ「ホーム」をクリックすると正しく内容が表示された。
クリックしなくても表示していいはずだが、これは簡単なバグだろう。
iCalの起動2度目以降は、正しく表示されている。

ということで、最短経路は、(3),(5),(6),(7)。